酒田事務局に異動して3日間。仕事は順調で寝る暇も無い。
庄内地域で、やや恐れていた事が徐々に具現化してきた様だ。私は出席できなかったが、私が所属する団体の役員を含めて、今日の午後とある会議が開かれた。行政・NPO・某協同体との三者会議である。開口一番「NPOは信用できない。」と、具体的に、あるNPO法人について言及があった様だ。
少し説明すれば解ってもらえるが、未だ一般的な日常の中では、NPOというものへの認識も、なかなか得られないでいる。NPO法人の活動には17分野存在し、それぞれの団体で、具体的な事業などにも強い特色が出てくるが、NPOと名乗る団体自体が、庄内地域には24法人と少ない事もあり、傍目には全てのNPO法人が、誰が代表であろうが、何をしてようが、理念も趣旨も関係なく、全部まとめて見られてしまう。NPOはNPO、どこも一緒だと。また良い事よりも悪い事が目に付くのが世の常。
一般的に、仮にどこかの会社が不正を行おうと、だから世の中の会社など全て信用できないんだ、と言う人は極めて少ないだろうが、NPO法人には、局地的と言え、現状それが存在してしまう。
ただ、私が事務局長である限りは、理事会がどんなに圧力を加えようと、例え無能と呼ばれようと、不正・不明確は一切行わない。もっともグラウンドワーク庄内の理事会では、そういった事は無いとは思うが(苦笑。
信用を築く為に、信頼を得ていくために、今は地道にがんばらねば。失ったとしたら、それを取り戻すために、見せていかなければならない。組織情報は、許される限りオープンにする。そのうえで批評されて結構じゃないか。その一環として、またもやライブカメラを設置した(笑) http://www.shonai.net/~groundwork/
営利団体・非営利団体、いずれにせよ、良い物を作り、若しくは良いサービスを提供して、周囲の信頼を得て、事業を拡大していくのは良い事だろう。