庄内NPOセンターに常駐しているのは、現在私と○己さん。団体として、籍は置いているが常駐職員は居ないという事もある。そういった事で、他の団体への問い合わせや連絡には、ある程度の労力が割かれてしまう。こちらとしても、そこまではとやかく言いたくないし、それくらいは協力できるかなというところで、電話の取次ぎ等少々の連絡業務くらいは何とかお手伝いしている。
しかし段々エスカレートすると、常に居る人に、更に寄りかかってくる。今日の午後は某テレビ局に、とある庄内NPOセンター入居団体が主催するイベントのPRのため、収録に行って来た。昨夜いきなり「うちの団体で出演できる人が居ないから、誰か出演できる人の手配と出演をお願いします。」との事。当然ながら、○己おねーさまが遂にキレた。
とりあえず急場で仕方ないので、私のほうで大学生と友人の女性(お子様連れ)に出演を依頼し、結局は○己さんにも出演してもらった。本来的にその団体の事業をPRするのに、その団体の関係者は誰も来ないというので、先方としても、頼まれたほうも、やや無責任ではないかという感は拭えなかっただろう。
私もN己さんも、たまたま庄内NPOセンターという場所には居るが、本来的にそれぞれ役割があり、他の団体やプロジェクトを支援するために、無制限にお金と労力を注ぎ込む便利屋では無い。そういった部分をナァナァにされるのは嫌だし、無料で何でもかんでもやってくれとか、そういった期待のされ方は嫌なところだ。ある意味、本来所属して雇われている団体への背任にもなる。
こっちもがんばっているのだから、そのくらい手伝ってくれてもいいじゃないか、とは言われるかも知れないが。
いまだルールを作らないで居たこちらも悪い。ということで、急ぎ契約書と規約を作り始めている。こちらとしては、あくまで事務所として登録し、机を置いて利用するには構わないとしているだけで、月数千円の負担金で、常駐している職員に無制限で仕事を頼んで良いなどと約束しているわけではないのだ。ましてや常駐している人にはそれぞれに本来の仕事がある。まして民設民営の組織だから、自分だけでも手一杯なところ。
「大学生たちを手配して」と良く声をかけられるのもそうだ。年齢も近いせいか、私が一番彼らとのパイプが太い。
皆、自分たち(理事や正会員)が率先して無料で動いているわけだから、少しくらい無料でお手伝いしてくれても構わないだろう、ましてや学生に取っては社会勉強だという、やや甘えに近い意識もあるのかもしれない。が、そういう頼み方を続けていると、そういった場面を見せてしまうと、やはり相手の団体の不信にも繋がるし、なんでそんな団体の仕事を簡単に手伝うんですか?、相変わらず急なお願いですね、と私の信用にもなってくる。
その辺も早く整理して明確に示さないといけない。