東北公益文科大学の支援のもと、地域の情報化を支援するイーコムでは、聴覚障害者向けインターネット講習会を実施する。
午前中にさかたNPO支援センターで、イーコム理事長のO川さん、山大農学部のK本、東北公益文科大学のN塚、S藤、N己姉さんらと一緒に、山形県聴力障害者協会庄内支部のM沢支部長さんとT田事務局長さんと打合せを行った。ご両人は聴覚に障害を持っているため、手話通訳を介しての打合せとなった。N己さんはある程度手話が出来る。
M沢さんとT田さんとは、個人的にデフパペットシアターひとみによる「オルフェウス」公演の時から、全国ボランティア研究集会などで一緒に関わっている。久しぶりという事で暫時の雑談の後、一通り企画内容について検討し、参加人数や実施する日時などについて調整を行った。お互い持ち帰って整理し、2~3日後には調整を終える予定だ。
午後はおそらく本事業の会場となる、酒田のNTTで担当者と打合せを行い、今年中に第1回目の講習会を実施したい旨を打診したところ、NTTのほうも本事業への積極的な協力を快諾してくれた。
この事業を以って、イーコムひいてはNPOが、企業や教育機関、社会福祉協議会やボランティア団体、障害者団体など色んな分野の方々と協働するモデルの一つとし、信頼の構築と、ネットワークを広げるきっかけにしたい。