だめ社会人の放課後

私には権利も誘いも無いため出席してないものの

私には権利も誘いも無いため出席してないものの、某NPOの総会の内容について、一昨日の夜から昨日の夜までの間に、関係者から計7通のメールが送られてきた。電話も頂いた。
個々の想いからか、おそらくは主観要素が色々と混じっており、情報が必ずしも正確とは言えないだろうが、内容的な共通項はいくつか見出せる。

約4時間に及ぶ総会だったらしく、それだけ紛糾した事が伺える。
質問や意見交換などは逃げられていた。明確な答えもなく、全て「まぁまぁ…」という感じだった。出席者からいくら批判されても、結果的には全ての議案がそのまま可決された。周辺の自治体など、内情を知らないであろう正会員票が裏目に出たらしい。
出席した関係者のうち、経過と内情を知る人の落胆は大きく、もう二度と関わらない、現時点でそれが県のやり方であれば、それとも関わりたくないと断じ、途中で帰る人も数名出たようで。
県の施策と某NPOは、県民や既存のNPOが求めるものとは、完全に乖離した。
それに基づいて、実質を求める村山・置賜・庄内・最上の一部NPO法人らが連携し、別個に本格的なネットワーク組織・支援組織を立ち上げる為の準備に入った。
もはや、県と某NPOとを戦略的に無視する選択を取りつつある。「そちらはそちらの都合があるのでしょうから、こちらとは関係なく勝手にやって下さい。何も邪魔はしませんから。」という雰囲気だ。
今年3月に行われたらしい理事選挙は、事後的に無効もしくは取り消しとされて、新しい理事(選挙で落選した方も?)が何人か加わった。「まぁまぁ、理事の数が足りないんだから仕方無いじゃないか。」で済んだらしい。何で選挙をやったのか意味がなくなり、対外的に更に信用を無くした。
某NPOに、今年度も多額の行政予算が投入されるが、具体的に事業をやれる見込みが無い。とりわけ組織内部に「動く人」が居ない。
継続して5年間も多額の予算を投入した挙句「大した成果だとか、思うほどの実績は上がってない。」と代表理事自らが公言している。それは私も直接聞いた。また理由として「本県の県民性や地域性に問題があり、時期的にNPOはまだ早い。数的には増えているが、実態はまだまだだ。」との結論に達したようだ。
これが一番痛烈で、苦しみながらもがんばっている個々の団体は「それで済むのか!」と完全にキレた様だ。NPOの認識が誤られ、啓発も図れない現況は、県直轄の某NPO法人のせいではないか!と。実質的に、ネットワークも作れなければ、創造も支援もしてない。ちょこちょこっと動き回って予算を無駄に消化しただけだ、と。
5年間も成果が出ない、実績が上がらないと言っている中で、その改善策も見出せないまま、県が継続的に予算を投入し続けるのは何故か?という批判もあるが、これも県から明確な回答がないらしい。代表理事は「まぁまぁ、うちのNPOはまだ未熟だから支援がいるのだ。」とは言うが、未熟だから支援してくれと言って、してもらえるのは凄い。やはり世の中は、皆にオカシイ、オカシイと言われつつも、どこでどういう力が働くのか、改善できない事も少なくない、という事だろう。であればこそ尚更、誰も怖くて?近付けないのか(謎)


…ま、県をはじめ、その団体がそれでいいと認めているなら、それ以上は言うべきも無い。とりわけ、うちの庄内NPOセンターもそれどころじゃないから。これが広く公開されれば、社会的な議論になっていくだろうが、現時点ではどうにも出来ない。別に庄内への影響も大きくはないだろうし。というか、これまでも向こうからは無視されているのか(苦笑)?
県のNPO推進委員の募集という話もあったが、状況を知る人は「変に責任を擦り付けられたくない」「何を言っても無駄で、関わるだけ空しくなるだけだ。」「茶番に付き合う暇は無い。」と手厳しい。知っていれば誰も立候補などしたがらない。また、やりたがる面子は目に見えるし、そういった状況の中で、今後はそういった県のやり方や、某NPOとは、関わりたくない、こちらはこちらで別にやりますので、というのが大勢的な状況の様だ。
私としては、大勢としても、話の筋からしても、また真摯に協力を求められたからには、しばらく某NPO法人とは更に距離を置いて、全力で別個のネットワーク組織を応援したいと考えた。
今回の内容を全て録画したものが、既にあちこち出回っているらしいので、改めて見て、考えてみようと思う。

夜は市民活動センターの総会だった。5人の理事以外に、正会員は私と風間さんだけだったが。
そういったところで、今年度もそろそろ、事業計画に基づいて動き始めるのだろう。さてさて、どんな年になるのだろうか。
個々の事業運営や、センター経営などはもとより、自分の生活基盤の確保・強化、庄内でのネットワーク、県内でのネットワーク、全国でのネットワークと、色々と課題はありそうだ。

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