だめ社会人の放課後

昨日ほどでも無いが、今日も暑い。

午前10時半過ぎまで自宅で事務作業をし、酒田経由で午後2時過ぎから出勤した。
昨日ほどでも無いが、今日も暑い。昨日は座っているだけで汗が流れた。それでも私は長袖のYシャツで、今日も長袖のYシャツだ。今年も頑張ろうと思う。と言いつつ、庄内NPOセンターでは、環境に配慮した天然冷暖房の試験運用中。奈己さんと、どうしたらもっと涼しくなるのか、暫時話し合った。
とりあえず、「温度計を短くすれば、それ以上は気温が上がらないのではないか。」という明快な結論に達したので、そのうち試してみようと思う。果たして結果はどうなるだろうか?
さて、アミル(個人的になんだか胃腸に優しそうな名前だ)という全県のNPO中間支援団体が発足し、活動の一環としてNPO情報誌を準備している様だ。飲み会の席だったので、あまり多くは話して無いが、庄内NPOセンターを中心に、庄内地区との連携の提案もあった。毎月になるか、隔月になるか、季刊になるか。
庄内NPOセンター、もしくはイーコムでもNPO季刊誌の提案はしていたが、やはり協力し合ったほうが楽といえば楽だろうし、内容も充実するだろう。
ともかくNPOで動いている人の顔が見えない、という対外的な課題の解消に繋げたい。もっとも実態として、看板が変わっても、かなり高い確率で顔は全部一緒だったとか(笑)
そうすると、やっぱりNPOと言えど一部が騒いでいるだけだ、みたいな。私も含めて、NPOの理事を2~3掛け持ちとか、少なくは無いはず。
最近、個人的には助成事業や補助事業から少し離れて事業を組み立ててみている。ちょこっと講座然り、サポーター事業然り、情報誌然り。それ自体が自立継続できるシステム作りは、事業規模が大きければ大きいほど、単発とか単年度では特に難しい。2~3年継続の補助でも結構失敗している。だから小さい事業をきっかけに、その事業の速度に合わせて、無理なく大きく育てるのが本来だろう。それぞれに種まきの時期も違えば必要な肥料も違う。という言い回しだからって、農園からのヒントという訳でもないが(苦笑)
助成金や補助金に運営時期を縛られる考えからも、ちょっと距離が取れる。人の集まりとか、活動とか、繋がりとか、漠然としつつも、また何となく色々と解って来たような気がする。
そういえば明日も忙しい日だ。午前は会議、午後は市民学習農園の視察対応、夜はイベント打合せ、懇親会。
事業報告も会計も、後片付けも全部一人では(来年から監事も兼ねてしまうような勢いだが)、特にこの時期、新規事業に対応しつつの清算作業だ。正直厳しい。というか、担当した人がちゃんとそれぞれにまとめてくれるんなら、その「総括」なんて何も苦労は要らないはずだが(笑)
皆早々と新規企画に夢中で、決算とか事業報告は適当にやっておいてくれ、という感じだ。これは3年間進歩がない。皆思い思いに、好きな事はいくらでもやるが、興味ない事は一切ノータッチ。もしくは極めて消極的。あとは周囲にお任せ、という責任放棄(する方は自覚が無い)の傾向が強い。以前、私に匹敵するNPO嫌いの人から言われて考えたが、そういうところで、NPOは団体同士の相互理解も希薄で、ネットワークも組めないんだろうし、周りからも評価の対象になり辛い。確かに、一面として排他的で仲良しクラブみたいなNPOも多いし。
結局、最初は皆やりたい事をやるのが目的であって、課題解決とか公益とか社会性というのはその後に来る場合が多い。きっと皆、書面どおりに、責任や義務を条文上からも理解したうえで宣誓して理事になってるとは思うんだけど(謎)
応援ねぇ…。本当に私は応援されているのだろうか。押し付けられて搾取されてるだけだと、自分も思う事が多いし、周りも内部以外皆そう言う(笑)
「君のやりたい事には出来るだけ応援したいと思ってる」から、「私のやりたい事に責任持って協力してくれ」という話なのだろうか。まぁとりわけ現状は、考えるほどに自分が可哀想になるだけなのか(笑)
内部的にも勘違いされやすいようだが、私は決して「個人的にやりたい」というのが行動原理ではない。やる意味や意義があるのか(何のためにそれをやるのか)、どこに需要があるか、出来る体制があるのかどうか、など現実的に考える。ぶっちゃけ、そういった条件が満たされて先が見えれば、やりたくない事だって責任持って引き受ける。
だが一方は「例えば、目の前に病気で苦しむ子どもが居たら、考えている余裕なんてあるか?何とかしたいと必死になるのが人間ではないのか?理屈を並べる状況じゃないんだ。」とも言う。冗談じゃないが、そこまでのレベルならそうだろうが、う~ん…今まで関わってきた事業も含めて、その例えに条件が合致するものは皆無だ(爆)
逆に、合意も軽視し、計画性も無く、性急で慌てた挙句に失敗してきたほうが多いんじゃないのか。
NPO運営における法則や理論。こうすると失敗する、失敗した、というのは結構学べたが、いまだに「安い・安心・確実」という運営成功の法則というか、真理は見出せない。
はぁ…ちょっと牛丼が懐かしいような。

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