今日はお盆で奈己さんが休日。…なんだか詰まらない(苦笑)。
さて、どうすればいいのか解っていても、出来ない事がある。技能的な問題でもない、精神的・心理的な問題でもない。つまりはやるのが人だから、というところなのだろうか。
母親が10月で仕事を辞める事にした。現在は、あつみ温泉の朝市と、仕出しの仕事をしている。ただ孫が出来るので、そちらの面倒を見るほうが楽しそうだという事らしい(笑)。しかし完全に仕事をしない訳ではなく、自宅オフィスをベースに、続ける仕事は続ける。全国にお得意様も多いからだ。そこで母親を代表に、2人で別個の会社というか、事業所を立ち上げる事にした。今後、私のやりたい事は、そこを基盤にしてやろうと思う。
NPOは、社会的に期待され、遂行可能で、且つやり甲斐があり、やるべき事のみをやろう。無理したっていい事無いし、魅力の無い独りよがりな事業でも駄目だ。やる事にしたからやってくれ、いいからやってくれ、などは論外。個人の趣味やわがままと判断したら、とりあえず今後は余り付き合わない(笑)。
個別の事業活動も大事だが、まずは誰もが軽視している、運営基盤作りをしたほうがいい。人件費なし、諸経費なし、という仕事は人を抱えて事務所を維持している組織にとっては、NPOといえど不可能だ。一方で行政補助やら沢山の会費など、大きな安定収入があればいいが。
ただ一部、傍目にも、事業活動をやればやるほど、信用を無くして人が離れていく(笑)。若しくは、やった方は大変満足なのだが、何が悪いのだろうか。きっと、どこかに甘えがある。理屈では解っていたとしても、潜在的に「NPOはボランティアなんだから無責任でいいんだ」みたいな。
端から見てても、同じ人がやれば、何をやっても、いつも同じ結果になる。反省や成長を期待するほうが間違いなのか。
また負担は、全て真面目な人に来る。I藤さんやK谷さんら、本来的に「部外者」なのだが、「見ていられない」「これじゃ駄目だろう」と世話を焼いてくれる。そういった人に、自分たちの活動や信用が如何に支えられているか、やっている方は余り解っていないし、逆に「もっと協力しろ」といった、お茶目な態度を取りやすい(苦笑)。そういった姿勢に現状の問題がある。不真面目な人は、やっている振りして遊んでたり、最初から人に頼むことしか考えてない。もっとも、冷静に真面目に考えたら、そもそもの経営も無理か。であればNPOは不真面目で無責任なくらいが丁度よいと言えなくも無い(苦笑)。
そういえば、「ポニーと遊ぼう」事業が来年度に復活するらしい。あの「馬鹿じゃねーか」くらいに大赤字こいた自主事業。でも数百人が参加し、また皆が共感して頑張った事業でもある。第3弾か…まったく、ここまで懲りないのは結構好きだ(苦笑)。率先して参加せねば。