だめ社会人の放課後

自慢のプレジデントチェア

センターに出勤するのは、朝8時頃か、午後5時過ぎか。来週も1週間そんな感じだ。
酒田から戻るにも、夕方は通勤ラッシュに巻き込まれ、いつもの倍くらいかかる。
自慢のプレジデントチェアに座り、缶コーヒーで一服しながらメールチェック…。すると、K谷さんが来て、NPO談義。

石塚:「いやぁー、実は先月の出○費用だの何だのって、私個人のメイン口座がついに底をつきまして(爆)。
    もう、この安い体をNPO業界に投資するのは、限界ですよ(笑)。」
K谷:「来月にでも潰れるな。組織じゃなくて、石塚君が(笑)。」
石塚:「溜まってる未収金、迅速に回収しないと!」
K谷:「背に腹は変えられんからなぁ。いっそ、サッパリしたら?」
石塚:「そうですねぇ、その分コンビニのバイトでもしようかなぁ…。
    周りに『がんばれ』と言う人も居なくなりましたし、もういいですよね?私はここまでやれば(笑)。」


うまくやってくれ、がんばってくれ、と言われても、ちゃんと期待に応えられない私が悪いのだろうが、立場の違いか、感覚の違いか、すれ違いも多い。私の話や考え方は解らないと、よく言われる。
1つのNPOならやれる。が、相談も実務も含めて、そんなに複数の組織には関われない。NPOなんて、どこだって苦しいんだ。だからって安易に周囲に頼って欲しくないし、協力を求めて欲しくない。まずは自分だけでやれないなら、法人は解散して出直して欲しいくらいに思う。まずは法人として自立して欲しい。それくらいの気概を持って欲しい。NPO法人になったけど、どうしたらいいの?というのは流石に減ってきたものの。
変な話、余り行政ばかりを当てにしないで欲しい。また露骨に自らの利益誘導?もやめてほしい。思いは違っても、皆で仲良くしてほしい。組織的に行動し、もっと1つの事で協力し合えたらいいのに、やりたい事はバラバラになり安い。
歴史的に、ボランティア(思いの強い個人)が組織的に協力したり、まとまって行動するというのは、余程に慣れない事のだろうか。やはりNPOといえど、その基礎となるボランティアというのは、ストイックに、自分の世界で、哲学を深めるようなもので、孤独で排他的な要素もあるのだろうか。
でも何ていうか、このままでよくなってしまうんだろう、きっと。別にこのままでいい…。自分もそういう立場とかになれば解らない。
NPOセンターで食っていこう、というのは、目標はともかく、実践に移しているのは県内でも数人。逆に私などの考えが理解できない、というのが一般で、実際には正解で(苦笑)、当然なのだ。
それぞれの役割を考え、協力してがんばる。仮にも組織の一員なら、何でもかんでも人任せにせず、責任を感じて運営に参画する。自分の思いや嗜好よりも、今何が課題で、これから何が必要なのかを考える。
庄内地域ではないが、以前某NPO法人の理事からの「NPOって言っても、私たちはボランティアなんだから、経営の責任なんて取れないわよねぇ?」という発言に対して、私は、それは違う、それは違うと、反復したし、その思いは変わらないが、でもそれがあくまで私個人の考えに過ぎず、一般的では無いと言うなら、もしくは理屈はそうでも、実際にはそんな感覚は無理だというなら、NPOとはどういう組織なのだろう。ボランティア団体とか、極端に言えば高校の同窓会とどう違うのか。
ただ結局、そんな私が庄内NPOセンターに居るうちは、大勢と意見も違うし、価値観が違ったり。目上の命令も素直に聞けなければ、迷惑をかけてしまって駄目だろう。組織の決定や方針に素直に従えないというのは、返って組織にマイナスで失礼な事だ。それがあっても、このままに協調できないのは、私のわがままであり、近い将来の先見だ。来年度、これじゃどうなるのか、等と。しかしそれも所詮は私1人の不安であり、大丈夫な見方は勿論あるだろうし、とくに来年からは(笑)。
多数決をもってよし、であるとは思う。…なんか1年前と一緒か?(爆)。やっぱり、人が一緒なら同じ結果になるのか。今までそれを批判していたつもりでも、いざその立場になると、踏襲してしまうものなのだろう。実際に自らが責任者の立場になると、責任は取れない?
批判される立場と、批判する立場の違いというのだろうか。組織の首長というのは、特にそういうものなのかも知れない。
整理の一環、近いうち日記も閉めようかな。身内の苦情も多いし。12月までに、仕事もさらに整理しよう。
庄内NPOセンターの運営を維持するための経費は、幹事団体であるイーコム理事らの献身さと、入居する団体の負担金、開催事業等で、ようやくどうにかフラットに持ち込めている。
人さえ常駐しなければ、組織の連絡先は個々の担当者の携帯電話という事にすれば、それが成り立てば何も問題ない。そういえば、川北さんも言ってたな。そこに人が居ればこそ、あれもこれもと負担は集中する。周囲の都合による、たんなる便利屋になってしまうと。地域によって異なるが、それを改善する方法も必要だ。単に午前中、センターを閉めただけでは解決にならない。
管理上の問題として、1日交代でどこかの団体の関係者が立ち寄るとか、見回るとか、またはNPO支援ボランティア、センター常駐ボランティア、NPO相談ボランティア、パソコンボランティア、ウェブサイト作成ボランティア、サーバー管理ボランティア、事業企画ボランティア、事務会計ボランティアなど、ボランティアやサポーターを募集し、駆使するノウハウは必要だろうが。
私自身、貧しい身をわきまえ、無理の無い運用を心掛けねば(苦笑)。

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