2003年8月23日(土) harbor


この頃のスケジュールを、このまま続けていると、確実に体調を崩す。というか、すでに、異常が出ている。PJ担当を掛け持ちながら、別のPJのサポートに取り組む日々。すると、日ごろの疲れからか、サポート中に凡ミスを連発する。
いつもなら、こんなミスをするはずがない。でも、それに気がつかないほど、自分の注意力や論理展開力が、明らかに低下している。これを一般に、オーバーワークという。
ただ、これほどの業務をこなさなければ、今の現状を維持するどころか、今後の発展は無い。ここで「断る勇気」の登場なのだろうか・・・。
しかし、どうだろう。PJやグループ間の連携が、しっかりとれているだろうか。あるいはPJやグループ内部での連携がとれているだろうか。連携、もっと明確に言えば業務分担と信頼関係であろう。頼まれゴトは、その頼まれた業務の範囲があるわけで、業務分担を決める者がいなければならない。その点を、譲り合ったり曖昧にすることは、オーバーワークの要因になるのだということを、実感した。


オーバーワークの回避は、業務分担と信頼関係という、ある意味で表裏一体の関係によって説明できるだろう。業務分担は、民間ベース・行政ベース限らずにあるだろう。しかし、信頼関係の作り方は、個々の事情によって様々である。
ましてや、NPOセクターでは、文書に残さなかったり、思いによって、急転直下の白紙撤回という事態が生じてくる。そこに論理的かつ客観的な理由付けは、なされない。
それを許す限りにおいて、そのフォローをするために、誰かがオーバーワークになると、私は思う。

極論を言えば、自分自身のマネジメントに余裕があると、柔軟な対応ができるのかもしれない。だが、それを許さぬほどの業務の集中と、オーバーワークの発生要因は、実務を担う者たちの体力的・精神的な疲労を招く。それは一人の個人ベースでは許されるかもしれないが、法人という社会的集団ベースでは、それをゆるがすほどの事態が生じかねない。どうすればよいのであろうか。ここ数日、ずっと考えている。

前向きに解決方法を見つけたい。
今日の日記は、日ごろの悩みを記してみた。
誰かが悪いのではない。
私自身のマネジメントのためにすべきことを見つけたいのだ。

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