確認ミスが、多くの関係者に迷惑を


「周りでもNPOは嘘つきだとか無責任だと言う人が多いし、最初から不信感は持っていたが…。」か…。なかなか堪える。
とある地域での公園作りワークショップの準備の最中、アンケート調査の段階で私個人の確認ミスが、多くの関係者に迷惑をかけてしまった。とても申し訳なく思っている。
最初、何があったのか解らなかったが、市役所からの連絡で状況を知った。幸い、市役所より間に入ってもらい、単身謝罪に赴き、何とか誤解というか行き違いを解消する事が出来たので、事業中止などの致命的な事にはならずに済んだ。が、実際はその一歩手前だった。こちらに落ち度があるのは確かで、その点特に自責の念が絶えない。傲慢だろうけど、この段階で叱った方は許してくれても、自分が自分を許せない。
決して事業としては、グラウンドワーク庄内のキャパシティの限界では無い。庄内NPOセンター、グラウンドワーク庄内、イーコム・・・組織やその関連する事業などに対する、私個人の気配りの方が限界なのかも知れない。
財力も弱く実績も少ないNPOは、せめて何とか地域の信頼を得て行きたいと願い、心を砕いてきたつもりだった。別に一度の失敗を恐れる訳ではないが、そういった状況下で、常日頃考えつつ悩みつつある中で、私は自信を無くした。「どこか1団体が無責任な事をやると、ほかのNPOまで連帯責任みたいに評価されるからなぁ。」なんて皮肉さえ言ってたはずなのに。
加えて、いくら努力しても、いつの間にか、おおかたNPOはいい加減だとか信用できないという見方が一般化されて、払拭する余地が無いのであれば、もはや虚しいようにも思える。それ程まで言われる根拠が、どこで何があったのかも私には解らないのだが…。
アルファベット3文字の、わけの分からないものに対する不安感なども手伝うのだろうか。もっとも、大方はいい加減だとか信用できないというのは、実は私が関わっているから、関わっている組織であればこそ、そう思われているのだろうか。
ただ当面はこの事業を成功させる事に全力を注がなければならない。今回の責任はそこにあるんだと思う。失地回復の為にも、余計にがんばって、相手方にも誠心誠意示さなければならない。そして、その後で考えたい。
26日に理事会がある。今年度末は、グラウンドワーク庄内は役員任期の満了を迎える事もある。6月決算を向かえ、おそらく8月総会を無事終了した時点で、私はグラウンドワーク庄内の事務局長を辞任したいという意向を示したい。グラウンドワーク庄内も、色々な事業が軌道に乗りつつあり、そうなれば、近い将来は、ちゃんとした待遇で優秀な人材を雇える様になる。より周囲の期待に応えられるよう、私などより、余程細かく気配りが行き届き、対応できる人を雇えるようになる。その方がいいのかも知れない。
現在17日の午前4時半。今日は徹夜作業の結果で誠意を示そう。某課の課長にも、朝一でお詫びとお礼に行って来よう。

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