地域の消防団の話

Posted by – 2009年12月13日

 現役消防団員と、消防団OBとの懇談会があった。
 私も含め、現役消防団員の8割からそれ以上が、平日の日中に地元に居ない。中には本当に1人も居ない地域だってあるらしい。お年寄りの一人暮らしなどが増える中、平日・日中にも起こる可能性がある災害に対して、地域としてどのように対応していったら良いのか、という問題について。地元では徐々に深刻に捕らえ始めている。
 全国的な流れではあるが、消防団の予備班や支援隊の結成、消防団OBとの連携が期待されている。
 ネットで見つけた参考記事
 (http://www.saga-s.co.jp/news/inakashugi/rensai06/rensaikikaku.0.949806.article.html)


 もっとも多いのは火災(と水害)ではあるが、具体的に出た話題としては
●消防団OBがどこまで口出し・手出し出来るのか、またはして良いものか。あまりぞろぞろとOBが行っては、かえって現場の団員が困るのではないか。また、負傷時などの保障は。
 → 実際、手伝ってもらえるのは大変ありがたい。ただ、まずはその現場で団長や班長などの指揮に従って動いて欲しいし、最低限、夏場でも「半そで、半ズボン、サンダル」というような格好では、危ないので来ないで欲しい。主に後方になると思うが、一番重要な水利の確保などは毎回状況が違うため、経験がものをいう場合が多い。負傷時の保障など一定の制度はある。
●現役団員の訓練度は?団員は誰でも機関操作や放水操作など出来るのか?
 → 特に機関操作については、ほぼ全団員が年に数回の訓練を行っている。ただ現場での実践は殆ど無い。入団して間もない団員や経験の浅い団員が、実際の火災現場ですぐに適切な対応や迅速な対応が取れる訳ではないと思う。ただでさえ不慣れな中で、現場では「早くしろ!」「来るのが遅いんだ!バカヤロー!」などと周囲住民から言われながら、しかも極限に焦って急いでいる状況で、中々冷静的確な判断は出来るものではない。
更にそういった中で、
●目の前の火災に呆然として、後ろから来ている消防車などの進入の妨げになってしまう住民への対応
●火災現場で放水作業をしている最中にも関わらず、団員に八つ当たりしてきたり、作業の邪魔をする人達への対応
など、団員の現場作業の安全性の確保についても後方支援が必要ではないか、といったものもあった。本当の現場はそれだけ修羅場なのだ。

 まずは、今回は最初の顔合わせ会ということで、軽い情報交換会であった。

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