奈己:「このチラシの印刷、何色がいいと思う?」
石塚:「ん~、今日の奈己さんの○○の色でいいんじゃない?」
奈己:「今日は一色じゃないんだけど。」
石塚:「…ごめんなさい。」
学生:「お、石塚さんが負けた!」
(謎)
さて、自分のやる気や思いにも、ちょっとブレーキをかけてみた。普通に考えたら、これで丁度いいのかも知れないと思う箇所もあった。
今日も午後から、大学生が3人、率先して事務仕事の手伝いに来てくれた。たとえ技術が未熟であろうと、非常にありがたい事だ。
幸か不幸か、私は人にお願いする事は出来るが、やたらと命令は出来ない人間だ(苦笑)。
大半のNPOの経営は、NPOでは無理なんじゃないかと、ふと考える。
普通に考えたら当たり前だが、飛行機に「燃料切れでも気合で飛べ!」というのと同じで、「想い」とか「使命」といった精神論だけで組織経営を支えるには限界があり、やはりギリギリの部分で、実務者による堅実さが必要になる。 だが、実はそこが内部的には評価されず、逆に「想い」などからすれば、非難の対象にこそなり得る。
人間的な部分で、悪い意味の「事務屋」と評価されがちだからだ。本当はそうでは無いのだが。仮に認識は同じとしても、社会に対する自分の想いや、あくまで自己主張を貫こうとする人間と、もしくは一歩引いて?冷静に組織経営や事業の継続、対外的な信頼を考える人間と、そうやって担当する場や優先の差によって立場が別れれば、内部では深い溝が出来やすいのかも知れない。
やはりNPOの立ち上げには特に、内部関係者の合意を、細かく敷き詰める綿密さが必要だ。あとで「私はこんなつもりじゃなかった。」と言う事が無いように、予め一人一人の本音を吐き出さねば(苦笑)・
組織的に、同じような局面で、違う人の反応を得る事が少なくない。「そう来たか。」と勉強になるが(実際に勉強で済めば良いが)、仮に筋は筋として、考えさせられる事は多い。
不遜だが、金儲けだとか利己主義だとか、利益追求のみと割り切れたら、どんなに楽なことか(苦笑)
本当に周囲の期待には添えなくて申し訳ない。
私には、自分の想いも理想もあるが、それが周囲に認められないのであれば、共感を得る事が出来ない物であるとすれば、やはりそれはそういうものだろうと自分で評価したい。逆に人を繋げる、継続できるものを優先したい。