Category: ■第3部 – 庄内NPOセンター運営日記

NPO推進委員会の会議


今日はまったく大ボケをかましてしまった(謎)
まぁ誰に迷惑かけたわけでもないからいいが、要は休日に出勤してしまったのだった。
「あれ?なんで来たの?」みたいな。

明日22日はまたNPO推進委員会の会議。県民活動推進計画の中間報告をまとめるため、午前は振り替え休日を消化させてもらった。

アートフォーラムもサポーターが何人か申し込み始めている。締め切りは今月末。思ったより全体の反応は無かったが、鶴岡という地域では順調なのだろうか。
広報した初日は問い合わせの電話もゼロで「う~ん、やはり難しいのか。」とも思ったが、徐々に人は集まりつつある。

庄内NPOセンターでは、何の前触れも無くいきなりN己さんが出て行って、はや2週間、当初はちょっと周囲が困惑。
私にもたった1通、理由も無く「お世話になりました」とメールが届いたのみ。あとは完全に音信不通。本当にそれでいいのか?今までで、そんな付き合いしか出来なかったのか、私は自己嫌悪になった。確かに裏表というか、起伏はある人だったが…。
悔しいが、やむをえない。彼女ほど一生懸命で、経験からもNPOの仕事をお願いできる人も居なかったが、無理強いできるものでもないし、特に責任を持ってお願いしていたものも無いから、急な事態ではあるが大した支障も出なかった。
心配なのは、庄内では、殆ど誰も連絡がつかない状況とか。いろんな噂が飛び交うが、果たして真実は…。まぁ、彼女自身が信用を落とす事が無ければ、最悪私はそれでいいが、それで済むのか。いずれにせよ、過ぎたるは及ばざる。じきに何らかの結末というか、報告はどこかからあるのだろう。

おおよそ民設のNPOは、事業の運営とか組織の方針・経営の問題以前に人間の問題が多い。庄内NPOセンターとしては、馬場町から事務所を移転した以来の動揺だが、やはり仕方ない。
最近は、行政主導のNPO法人が増えていると聞く。民設のNPOでは、長期的に見てそういった弊害もあると困るだろうし、また確かに指定管理者制度の受け皿としての狙いもあれば、施設経営のノウハウを予め持っている民設のNPOなどはごく稀だろうから、そういった目的のためであれば、行政が主導してNPO法人を設立したほうが、様々な面で「安全」なのは間違いない。

関わる人の信用問題からか、なかなか人を繋げられない。
人を繋げるには何より信頼が必要だ。最初だけは威勢良いが、いつも途中で投げたり、責任転嫁したり、約束をやぶってばかりの人は、あまり本気で相手にされなくなる。
誰も自覚が無いとしても、誰かが築いても、誰かが台無しにするという繰り返しでは、そろそろ先が見える。
揉め事が大きくなると、結局は「自分は正しい」「誰が悪い」という話になるが、私としての問題は、「なぜ」「いつも」「そうなるのだ?」という根本的なことだ。お互いの思いや信念から譲れないのも解るが…。

NPOの理事の役割とは何か? とある議論では…
「…確かに何もしてない理事が大半だろうが、逆に大半、それ以上であればこそ、何もしない、何も出来ない事への否定は、既存のNPOの組織体制の大半を否定することになる。それはまずい。
自分は名前を連ねるだけで、何もしなくても、何も出来なくても、問題ない、それでいい、という理事は実際には大半以上なのだ。
例えその組織では、一部の理事しか経営に参画していなくても、他の理事はぜんぜん経営には関係ない顔をしてるようでも、それで十分に満足している理事もまた大半なのだから、それらを表立って否定したら、石塚さんは大半のNPOの理事とは影でも対立関係を招くのではないか?」

NPO=善意というイメージのもとに、事務局をこき使い、ボランティアから労力を搾取する、その挙句は自己満足で、地域課題の解決やサービス・評価など何のその。批判があれば全て誰かのせい。そんな理事なら言語道断。

う~ん、やっぱ私はNPOというものを、そもそも否定しているのか?(笑)