そうすると組織はどうなるのか。


午前11時半。まだ自宅だが、午後から三川町の大きいお店の一角で、明日の理事会についてA部さん、K藤K輝さんと話し合う。私はこの時点で、CACSに関わるとすれば、理事として関わるしかないのではないか。しかし、N川代表理事は、私が役員になるなら、自分は辞めて、別に自分がやりたい様にやれる組織を作ると、先の理事懇談会では言っていた。それを沈黙している他の理事たちはどう考えているのだろうか。そうすると組織はどうなるのか。
今回の理事会では、私の解雇と、それに伴いN尻さんが新しい事務局になられる件、会計処理のためのスタッフを新しく雇用すること、新しい役員として、私とK藤さん、県立○岡病院の事務長である方が参加する事、その他諸々について話し合う予定だ。
しかし…今回も理事の半数は参加しない。「忙しくて時間が無い。」からだ。定例理事会は毎月第1月曜日の夜7時からと決まっていても、別の用事が出来ると参加しない。もしくは庄内市民活動センターの理事会は、自分が出席しても意味が無い、という雰囲気でもあるのかもしれないが。ただ定款上は成立する。これでいいのかどうかは別として。
あとは、私自身が決断しなければならない。中間支援・エコマネー・グラウンドワーク・情報化支援・色々なイベントその他諸々に労力を割いた結果、確かに停滞して中途半端になりつつある。私もどんどん疲れてきた。私の責任なのかもしれない。それでも「やれ」と言われたらやらざるを得ない状況だった。加えて自分の給料を自分で保証するには、それだけの仕事量をこなさなければ、人並み程度に収入を得る事すら適わなかった。役員会は職員に対して、NPOなので何も保障しない、出来る訳無いと明言していたし、かつ私には権限も何も無かった。私はまだ良いが、そんな状況を当然のように強いる理事会は、今後のためには変えなければならない。また理事一人一人がどうじゃなくて、組織として意思統一しなければならない。
計画を立てても、命令する人間と評価する人間ばかりで、実行する人は殆どいない。最初は動く人間は少なからず居たが、何かに気が付き徐々に離れていった。そんな事業に年間5万円や10万円を稼ぐ為に責任まで取らされるのは(別に金を稼ぐ為にやっているわけではないが)、そんなていのいい便利屋のような仕事は、もはや辞めよう。理事会ないし一部の理事が、どこぞなりで「もうやるって決めてきたし、担当は君にして申請しておいたから。」と約束してきたとしても、事務局サイドで「そんな仕事はやらない。」と言わなければならない。
だから現実的に、私の活動もどれか一つに絞らなければならない。そしてそれを本気でやろう。殆ど誰も当てにならない。おそらく、みんな都合よく人を使おうとしているだけだったのかも知れない。N尻さんに引き継ぐ前に、新しい体制の為に、また自分がどんな役回りになろうとも、今回はやらなければならない。まぁ、失敗する可能性は低くないけど(爆)
その時は、一時的ならず、機材のみならず、人的ネットワーク、行動力、周囲で影から支えてくれるスタッフなど、私に付随する全てをCACSから引き上げよう。人に頼んでも責任の取り様も無くなるわけだし。
これからはグラウンドワークを主体的に頑張ろう。イーコミュニケーションズは、他にコーディネーターを探そう。グラウンドワーク拡大・センター縮小・イーコミ維持。私がコケても、今は既に後に続こうとする若い人達がいる。あとは山形のT川原さんが、がんばって何とかするだろう。我が屍を超えていけ、って感じ?(^_^.)

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