ニュースや新聞では、NPOというのは


夜10時過ぎ、ファミレスで食事をしながら、熱っぽい頭でぽけ~っとテレビを見てると、ニュースのトピックスに「NPOが摘発」というタイトルがぽんと出てきた。思わずイタリアンハンバーグを吹きそうになった。
最近ニュースや新聞では、NPOというのは悪い奴とか変な奴扱いされる事が多くなったような気がする。「NPOに気をつけろ」とか。まぁそれだけ目立ちはじめているのかもしれないが。摘発を受けたのは表向きは消費者保護?を図る団体で、内情は暴力団らしかった。でも各企業からのお金が一口5千万円以上で…とかいう話を聞くと、10万20万で嬉し泣きしてる身としては、「おぉ~すげぇなぁ~景気いいなぁ~」とか素直に思ってしまうのであった。
NPO法人が法律に抵触する商売をしている、という話が増えているのは確かなようだ。講座に出たら壷を買わされたとか、ふとんを買わされるとか。そういう団体に限って、結構有名な芸能人とかが、名誉何とかって役員になってたりして(爆)
実は1年前、県外の団体だったが、そういう団体がこの地域に入り込もうとした事があった。名目はこの地域で一緒に事業をやりませんか?という内容だったが、だいぶ危ないような団体だったと記憶している。
NPO法人で誤解され易い点が、別に県などの所轄庁の認証を受けたからといって、官公庁がその団体の事業などに責任を持つとかいう話ではないという事だ。お墨付きだとか何か勘違いして、変に安心するのはまずい。10人の名簿を揃えて申請書類を提出し、手続き上不備がなければ、後は出資金とか資本金は必要ない。そういった意味では非常に簡単に誰でも作れる法人だ。でもって簡単に壊れやすい(謎)
公益だとかボランティアというと、この辺りでは「あ~いい事やってるんだなぁ」と無条件で捉える人も少なくない。騙されやすいのかも知れない。
ただメディアにせよ、何にせよ、団体の目的や事業内容如何に関わらず、全てNPOはNPOと一括りにされるのは怖いものだ。ましてや悪く言われるのなら尚更。こちらがとやかく言っても、傍目には同じく見られるのだから。当たり前の事だが、例え同じ株式会社でも、建設業もあれば、造園業もあるし、飲食業や他のサービス業だってある。社長も違えば経営理念もバラバラだろう。基本的には、NPOだってそうなんだけど。あ、でもNPOになると、どこか違う次元の話になるのか。
まぁ庄内NPOセンターは黙ってがんばりましょう。色んな事業もあと一踏ん張り。

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