センター長たるが率先して職場に宿泊という悪い前例を作ってしまったので、利用規約に「宿泊費」という項目が検討される羽目になった。そりゃまぁ確かに光熱費とかも余計にかかるからなぁ。
さて、昨日無事に2度目のウェディングパーティー(誤解されるかも知れないが)を終えた。前回4月は親族や職場の役員級の皆さんをお呼びしての意外と厳粛な感じだったが、今回は友人や同僚、いつも現場でお世話になっている方々など、気心の知れたメンバーで、ビュッフェスタイルの気軽な形式にした。一部からは「この地域でこれだけの濃いメンバーが一同に会した事も余りないんじゃない?」との微妙なお褒め言葉を頂いた。にしてもオフィスフォンのT中さんに加えてうちの嫁さんも「こんな企画がいい、こういうのはどう? 雑誌に載ってた様にやってみたい。」というので、たぶん会場となったグランド エル・サンのスタッフは調整が相当大変だったに違いない。ウェディングパーティーという体裁は保っているが、あまり型にはまってないので、前代未聞の部分が結構あるとも聞いていた。向こうはそれが商売だといえば気にしなくても良いのだろうが、ちょっと気にしてしまった。また最中も事務局癖がついつい抜けず、変に気を配ってたような気もする。
ただ日頃多忙を極めている方々が、今回も大勢来て頂けたのはとても嬉しかった。またこうして如何に多くの方々から支えてもらっているのかと思うと、感謝に絶えないのと同時に、そう言えばいつも迷惑ばかりかけてるんだなぁと反省してしまった(苦笑)
今日の午前中は、13日に依頼された16日までに何とかウェブサイト作成という仕事で潰したものの、映画を観たり買い物に行ったりと、午後は嫁さんと一緒に仕事から離れてゆっくりとした1日を過ごした。
次は21日の庄内NPOセンター開所式の準備だ。これが終われば今月も無理はしなくて良くなる。だろう。実は庄内地域のNPO法人には通知したが、市役所の一部と記者クラブ以外に周知してない。時間も無いので、明日の朝から近いところには直接プレスリリースと案内を渡して来ようかと思う。遅れて申し訳ない。
最近、周囲からのアドバイスというか、戒めとして多いのは、私が今立っているポジションが、おそらく近い将来的に、ひょっとすると地域、政治、経済など色々な事象に関連してやや予想以上に重要なポジションになって来るのではないか、との事から、本当にアイツで良いのか、今の内にもっと別の人間に変えたほうが良いのではないか、との批判が外からあるという事と、だんだん増えてくるイベント参加者や会員増加の流れから、多くの人に指示できるかもしれない立場に近い部分に、未熟な若い人間が関わっている事について、人格的に信頼できるのかどうかと疑念が生じつつあるという事だ。
前者について言えば、私などよりも優秀でやる気があり、責任感も強い人で、周囲が納得するのであれば、元から何のためにやっているのかという事もあるし、今のポジションを誰か別の権威ある様な方などに交代するというのは、正直ちょっと哀しいだろうけど、それ以上に固執してない。やれるだけの事しかやれないので、別の位置からお手伝いする事も出来るわけだし、何も自分が中心になりたいとか、中心でなければならないなんて思った事は無い。もしくは余りに簡単にこう言ってしまっては、周りに対して無責任且つ失礼になるんだろうけど。
また別に偉そうな肩書きが欲しいとか、他人に対する優越願望を満足させる為にやっているわけでも無いし、自分ひとりで何かやれると思ってるわけでもない。将来選挙活動の道具とかにするためにやっている訳でもないし、どんなに担がれたって好んで選挙には立たないと誓ってもいい。いや、別に選挙や政治をどうこう言う訳ではないが、余りにも面白く可笑しい様に邪推されて言い触らされるのも迷惑に思う。人を動かすのが楽しくてやってるとか、考えたり感じたりした事は今までも無いし、その点に関しては今後も自分自身に油断せず律していこうとも思う。逆に今回もセンター長という事で、「そういう立場なら色々と権限があるんだろうから…」と、今まで以上に一方的で都合よく、何かと頼まれる事も増えて困っている。断るのが下手だから、余りにも身勝手で無責任で強引でしつこい相手には、「いやぁ、またそんな難しい無茶な事を(笑)」なんて言い続ける事も出来ず、段々笑顔でもいられなくなる。多少なりとも、もしくは失礼にならざるを得ない。責任を感じつつも自分に責任や対応する能力があるのだろうかと、こういう時に考えてしまう。基本的に歳が若いのだから、高圧的な年長者に対しても、少なからず目上への礼儀などと考えてしまえば、言いたい事があっても余り強く出れない。甘いとは自覚するが、理不尽に頭を下げて謝る事もある。
ただ逆に、今までは「こういう事をやりたいからやってくれ」「言う事をきくスタッフを無料で貸してくれ。」「イベントで使いたいから若い人を沢山集めてくれ。」と言われて投げられた事について、何とかしてたような事でも、今ではそう簡単に引き受けていない。逆に何でもかんでも安請け合い出来ない状況に、より責任ある状況になって来ている事を少なからず考えれば、出来ないと断っている。それだけ私自身も今の立場とか状況には、余計かも知れないが気を遣っている。そういった面に対しても慎重になってきた。もしかするとそれが一部の方々にとっては「最近俺の言う事を聞かなくなってきたな」という様な評価に繋がってきているのかも知れない。
色々考えて、色々アドバイスを貰うが、大方、そういった部分には我々周囲が気を付けているから、まず変な周囲に惑わされずに真っ直ぐ王道を歩んで欲しい、という話になる。
色々な人達の思惑の中で、難しい事ばかりだ。期待されすぎるのも、逆に利用しようとされるのも、ある意味一緒で辛い部分はある。もう少し状況が楽になれば、誰か私に代わりたいと手を挙げる人も出てくるんだろうかねぇ…。
センター長たるが率先して職場に宿泊という悪い前例
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2003年11月16日
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