昨日と一昨日で、25時間以上寝た。思ってたより疲れていたようだ。8月は気温も高く忙しかったし、調整事項も沢山あった。
30日は、イーコムとグラウンドワークの総会2連発。K子さんから資料作りを手伝ってもらわなかったら、また倒れてたかも。
6月の宣言どおり、先が具体的でない以上、身辺整理を始めた。
本日付で、グラウンドワーク庄内の事務局長を交代、31日付でパートナーシップオフィスの理事を辞任、イーコムはH田さんが事務局業務を担当。精神的にも、若干身軽になった。
が、庄内NPOセンターのセンター長を継続という点には、一部なりとも疑問が出たが、かといって誰がやるのか、という部分で保留になっており、ちょっと危うさを含んでいる。
グラウンドワークでは、前年度実施8事業のうち、人件費が予定通り確保できたのは半数の4事業。あとは無償労働を強いられた形になり、加えて理事会の結論として「…ま、NPOだから仕方ないよね。僕たちの責任じゃないよね。」という空気に、遂に内部から異論が出た。人件費がない事業に職員やアルバイトを投入して、その分財政的に、誰がどうフォローするのか?そういったやり方で進めた担当理事はどう責任を取るのか?
一般的に外部から、NPOはボランティアだから…と評価されるのは、長年の意識の中で、いまだに余り改善は無く、当然の事とはされているが、何も内部関係者までそんな…、という現状も存在している。NPOの理事とはいえ、現場や実情を知らない人も少なからず居たりするのが課題でもある。
今までは「本当にやっちゃった事務局が悪い。」とか「NPOだから、結果的に仕方ないじゃん。」で「うんうん、そうだよね。」と済まされてたものだが、そういった面でも関係者の姿勢に前進を感じさせるものを感じた(笑)。いえいえほんとに。関係者の自主や、組織の自律性をを引き出すためには、逆に私のように優秀な人間(謎)は居ないほうがいいのかも知れない。
NPOがNPOたる所以のひとつに、自主自立というものがあると思う。何でもかんでも人任せ、行政の補助金頼みなど、他力本願などは持っての他。やる前は、意義や使命を唱えつつも、途中で綺麗にフェードアウトする担当者、指示して評価するだけの担当者に、こういう結果への疑問が投げられた。答えは不思議そうな沈黙。
苦境に負けずにがんばる人の現場には、必ず(たぶん)協力者が集まってくるし、そこに方向性が見出せれば勢いがつく。地味なようなでも、真摯に努力している人を、周囲は意外とよく見ているものだ。であれば、頼んでも協力してもらえない理由を考えなければならないだろう。何が課題なのか。
ここ数ヶ月、半分NPOを離れた仕事をこなすと、以外に儲かる事に驚きつつも、給与的に、今までいかに評価されず、報われない環境に居たのか、感慨深い(苦笑)
なるほど、周囲から散々言われてた意味は、これだったのだ(爆)。改めて、だぁまぁさぁれぇたぁ~、と思った(苦笑)
と同時に、こういう儲からない事業のリスク管理に、ちょっと自信を持ちつつある今日この頃でもある。
昨日は、県庁の呼び掛けで、県内34市町村のうち27市町村のNPO担当課長が集まり、協働事例や条例の整備などについて情報交換会が持たれたらしい。事前にやる事は聞いていたが、そういった動きは喜ばしい。
来年度から、人件費も含めて、中間支援NPOに県庁辺りからの公的な資金が投入される事が内々で決まってきたらしい。いや、今までも1部には投入されつつあったのだが、別財源、分散もしくは効率化を図るという事なのだろう。安定した財源が確保されるなら、あえて私一人がリスクを背負って頑張る必要は無い。給料や身分が保証されるなら、こういった仕事を生き甲斐と思う人は多いはずだから。いずれにせよ、これまででもだいぶ疲れた。後は後輩にまっかせよう。
当面、議事録作りや、県庁への報告など小作業はあるし、引継ぎもあるが、まだ時間があるので、もうちょい休もう。そして10月からは育児休暇だ。あとはヨロシク。