若い人がボランティアとか地域の活動に余り参加しない?

Posted by – 2004年10月21日

若い人がボランティアとか地域の活動に余り参加しない、というのがあるとして、山形とか庄内とかいう地域性もあるのか、実際に同い歳(27歳)前後の人の話を聞いていると、正直、日常生活だけで、食うだけで精一杯、他の活動に参加している暇が無い、というのは多い。
フリーター(私もそんなものだが)は全国300万人くらいと言われているが、最近はニートと呼ばれる存在も数的に問題化してきている。それはまたともかく、今の40代から50代とか、または大都市圏の人には信じられないだろうけど、実際この地域で、今時は夫婦が一生懸命に共働きで、月に手取り20万円くらいとか、そういった人達が意外に多い。両親と一緒の生活とかならまだ良いが、結婚して家を出てアパートに住んでとなると、それだけでも大変な生活だろうし、更に子どもが出来たとなると、もっと大変だろうなというのは想像に難くない。確かに、一緒に活動している同年代をみると、学生とかはともかく、言っては何だが、大きい農家とか、地方公務員、配偶者や親が医者とか学校の先生とか、学生ながらに社長令嬢とか(謎)。
私も子どもが出来て、親になり、ただ実際に周囲から聞こえるそういう話題も増えてくると、そういう課題がいかに大きいものかと、勝手に気が重くなる。
年収400万時代とか言われても、この地域じゃまだ勝ち組(不適切?)と思われる方なんだけど。
うーん、うちのNPO並みの職場が増えているんだろうなぁ。堂々と儲けられる企業でさえそれなら…。そういった部分では、意外に都市圏より早い段階で、もっと深刻に、NPOと企業の仕事の奪い合いというか、住み分けが細部に渡って困難になってしまうところが多いのだろうか、とか心配したり。


さて、やっぱり組織の代表者が率先して活動しているところは、又はそれを上手く示せているところは、良くも悪くも丈夫で元気だ。もしくはそれを一つのNPOの評価材料にしても良いかも知れない。
NPO法人、任意団体、行政職員、教育機関、おおよそうちにくる困りごとの相談というのは、内容的にほんのちょっとのお金さえあれば何ぼでも片付くようなものばかりだ。せいぜい多くて数十万円。年間的に見れば多い額ではない。が、それが無いから困るのだろう(笑)。しかし私に言わせれば、かといって努力してないところも多い。
思わず苦笑してしまったが、市役所の元同僚の方も「困った。」って言われても、困った程の事だと、こっちも困るんだよなぁ、と。
8月末でグラウンドワーク庄内の事務局長とかは降りているが、実質的に労力はほぼ変わらない。有償から、無償になっただけ?(爆)。頼まれて手伝ってはいるが、色々と責任まで取らされるんではないかと、少し心配になったり。
1人で何団体もの経営に携わり、組織内外を調整していくというのは無理だ。労力を分散し過ぎて、停滞させてしまうだけだ。私は代表者になりたいとか、自分が中心でなければ気に食わないとか、あくまで自分がやりたいように、などとは一度たりとも思ったことは無い。
ただ、私だったら…と思うことや、内に秘める事は少なからずあった。
「待て」と言われても、一体いつまで待てばいいのやら…。
そういった面で、やはり私が代表者にならなければ、私自身が動きやすい環境を作らなければ、切り開けないものは重々感じる。周りからの協力もしてもらえないし、広がりも作れない。がんばっていればこそ、それなりの覚悟でやっていればこそ、多少出来が悪くても周りから助けてもらえる。それも1年前からの反省なのだが。

NPOは、よほど事業運営が上手くない限り、周りからの人的・資金的な支援がないと、経営が成り立たない。かといって、単に行政や社会福祉協議会などから数百万、数千万と予算をつけてもらったからと言って、上手くいっているという話も聞かないし、実際に失敗しているケースも少なくない。お金がないと上手くいかないが、お金があっても上手くいかない。なかなか面白いものだ。
これからは、あえてNPO法人というスタイルを取らなくても良いとも思っている。大事なのは理念と、行動と、それを継続する仕組みなどだ。極論すれば、企業の社会貢献だって構わない。
NPO法人を、法人格を取ること自体が目的になっているのが昨今の流れで、10年前と違って、法人格が無ければ困るとか、組織の運営がスムーズにいかない、というところは余り無い。
ただ来年度は市町村合併などもあるが、それとは余り関係なくとも、来年度の動きなど、最低限の周囲との調整は必要なので、まだ迂闊には動けないのも確かだ。動く準備をするにしても、どう動くのか。1~2ヶ月間は、戦略的に様子を見るしかないか。

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