まずはゆるやかな連携ということで、おおよそ庄内NPOセンター(鶴岡支部・酒田支部)という名称で、パイプを太くしようという話になった。
少し前からの話ではあるが、来年度、東北公益文科大学に新たに700人収容の大講堂を建設するというハード事業があり、その中にNPO研修センターを設置する話があるらしい。費用は酒田市の企画調整課と山形県庁でおおよそ負担するらしいが、例えば大学の職員を分担して常駐させるにしても、例えば夜9時までの講演などに対して、あまりに変則勤務だと色々な問題もある。そこで、そういった施設の維持管理を中間支援組織に依頼したい旨の打診が、大学側と県・市のほうからあるらしい。つまりは現状でいうと、定款上、法人としてそういった役割を担うとしている組織はパートナーシップオフィスか。おそらくPO(パートナーシップオフィス)以外では該当しないのではないか(ただ現在の理事の大半はこれまで中間支援が出来ていなかったと反省はしているが)。逆に庄内のNPO28法人中、庄内NPOセンターとパートナーシップオフィスで繋がりがあるのが23~24団体。圧倒的多数はPOなどを支持し、了承するだろう。そういったところで中間支援機能や連絡協議会的な役割を担える様になる。
規模の面から、庄内地域に2つ以上の中間支援機能も必要ないとも思われる。適切ではないか。ただ庄内南部が地理的に手薄になる…庄内NPOセンター鶴岡支部が現状のままサテライト的な役割を担えれば良いのだろうが。酒田まではしんどいという話は出て来るかも知れない。ただ庄内NPOセンター酒田支部はこれで基盤が強化され、整備される可能性はある。
東北公益文科大学に地域のNPOの中間支援機能が出来れば、さらに市民が集まり安くなり、交流が広がり、大学の活用も広がる。産学官民の連携として、実現できれば、きわめて理想的な状況だろうと思うし、対外的な効果も大きい。協働の指針や、公益のふるさとづくりという施策とも合致する。たぶん予想以上に周囲を巻き込んだ大きな起爆剤になり得る。
少し気になるのがタイミングで、具体的には解らないが、3月期で何がどうなるか、選択肢というか、状況の変化に合わせて、修正する必要がある部分も出てくるだろう。
が、仮に実現できれば、なんか他力本願みたいで恐縮だが、悩みの3分の1くらいは片付くのだろうか。悩みについては在庫が溜まっているので何とかしたいし、POの理事としても、庄内NPOセンターのセンター長としても、そういった流れがあるのであれば、最大限支援したい。
鶴岡市の広報に「今月の人」というコーナーがあり、裏表紙を飾っている。これまではその月にあるイベントに関わる人を取り上げていたが、今年からNPO特集らしく、その第1回目(2月号)が、僭越ながら私らしい。取材を受けた。…また変な周りから叩かれるな(苦笑)
市長はじめ市役所の皆様、ご支援感謝いたします。庄内NPOセンターもがんばります。
まずはゆるやかな連携ということで
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2004年1月13日
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