公園作りワークショップが始まる


水上町でいよいよ公園作りワークショップが始まる。明日の夜はその準備会というか、住民説明会のような内容。
市の財政も逼迫し、今年度は市内の公園の新規造成資金がゼロ。しかし地域からの公園造成の陳情は少なく無い、という状況下で、それでも何とか公園を作りたいという人達の想いからこの動きは始まっている。(と、私は認識している。)
今年度は、NPO法人である庄内市民活動センターと、環境協働組織・グラウンドワーク庄内が財団などに申請し、公園作りとワークショップ開催の為の予算を100万円程度獲得した。
町内会(住民)と行政といかに連携するかという部分が課題で、かつ住民の意識作りが最大の難関ではないかと考える。時間は何年も掛かるかも知れないが、公園作りが実行できるのかどうか、いつ実行できるのか。
明日の夜はK藤清輝さんをコーディネーターとし、ファシリテーター・サポーター役に都市計画課のA地さん、公園緑地係のM田さん以下4名、建築士の斎藤R吉さん、グラウンドワーク庄内のA部等さん、私、佐藤N己さん、Y本斉さん、M浦忍さん、渡部Kくん、地域での活動をお手伝いしたいという山形大学の学生ら。
開始1時間半前に町内会長らを交えて打合せをするが、気が抜けない不安材料なのが、今回は余り準備期間が無かった事、参加者数と参加者層が不明(最低でも20名以上らしい!?)な事、そして実はこの事業が昨年度に中断されているという経過の中で、現段階での住民の意見やワークショップというものに対する思惑が計り知れない事。
一部聞いたところだと、ワークショップが行政への陳情会になってしまったり、アンケートの中にはワークショップへの露骨な反対意見もあり、行政に全て任せるべきだとか、訳の解らない事をしないで早く作ってくれとの声も少なくない。
こちらの思惑で、最終的な目標や成果、スケジュールなどを組んでみても、何より重要なのが住民の意識。結局は、自分たちでやろうという想いがどこまであるのか。ある程度の誘導は必要なんだろうけど、技術不足というか弱音というか、何ともならないものは何ともならないと感じている部分もある。どうなるのか、始まってみないと解らない。そう感じているのは私だけなんだろうか。
結局は、私にとって初めて水上町の町内会の皆さんとお話しする機会なので、全てが未知数といったところ。言っては危険かも知れないが、最終的には特に水上町に拘る必要は無いのではないか、との声が去年から出始めている。要はいくつかの候補地がある中で、何もそこまで難しい場所でやる事は無いのではないか?との意見だ。つくづく、人の集まりというのは面白くて難しい。
いくつもの事業を抱えている中ですが、なんとか頑張って成功させたいものです。

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