収入を得るどころか数万円規模ながら赤字が出た事について


昨年度、一部自主事業で、収入を得るどころか数万円規模ながら赤字が出た事について、反省を求められた。いい機会だから、自分なりに考えてみた。
自主事業といっても、一部、実際に内から沸いて来た事業ではなく、少し離れた周囲から、いわゆる提案というか持込まれた事業で、委託事業扱いにしようにも、委託先が一個人だとか、微妙な組織とか余り責任が取れない様な不安定な状況だと、助成金も申請すらできなかったりするので、その上でも企画と展望が勝り、実施しようというのであれば、建前上、理事会の承認を得た上で主体をS内市民活動センターに置くという扱いにしている。
個人や色々な団体のやりたい事を、組織が責任を持って応援し、実現する。いや、それはそれで素晴らしい事だろう。ただ仮にも自主事業として扱うなら、もう少し権限やら自主性がこちら側にあってもいいのではないか。赤字が出る可能性を、多少なりとも黙って見ているのはおかしい。結局その損益はこちらに来るんだから。頼んできた先にプロポーザル修正してもらったり、もっと働いてもらったり、事前に契約書を結ぶなど、もう少しくらいリスクを負ってもらう必要があるのではないか。
そういった部分で、事務局に少しでも決定やら判断の権限があれば…。権限無く責任を負わされがちになるのが少し辛いところ。
急に湧き出て展開する事業の弱みで、計画性が煮詰まっていないとそうなりがち。それでも事業は進行するし、終わるけど。
…しっかしよく数万円程度の赤字で済ませたもんだ。さすが俺(爆)
もっとも、こちらの人件費などを按分すれば、黒字の事業なんていくつあるやら。そう考えると、この組織もよく維持させているなぁ(人事じゃないけど)。皆さんの強い支援を協力のおかげです。

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