現在の仕事を辞めるように強い勧告があった

Posted by – 2004年3月5日

家族親戚から、現在の仕事を辞めるように強い勧告があった。これまでも何かにつけてこの仕事を辞めさせようと、色々とつつかれる事はあったが、10月に子どもが生まれるという事で、遂に我慢の限界が来たようだ。もう許さん、という勢いで信じられないくらい厳しかった。
仕事として社会的な保障が無いこと、給与が安定しないこと(正確にいつもらえるか、正確にどれだけもらえるか)、やはり毎晩会議会議、たまに7時~8時で帰って来たと思っても徹夜仕事だったり、土日も会議やら講演やらで家に居ない事など多々ある。…客観的には確かに大問題だ(苦笑)
NPOは仕事にならない、片手間でやるものだ。ほかに誰がまともに関わっているのか。みんなちゃんと仕事を持って片手間で参画している。役員も居るようだが責任をとっているのか。悪く言えば酔狂でやっている。傍から見ると、お前はそういった人達に都合よく使われているだけで、すり減らされている。そんなものにお前だけリスクを背負って付き合う必要は無い。
色々と解らなくも無いが、NPOは社会的にはボランティアと同じ扱いを受けていて、ちゃんと仕事と認識されるまで、特にこの地域ではあと5~10年はかかるだろうから、その時に余力があれば活動には参加すればよいし、今の状況では主体的に関わるものではない。心配すればこそ、そういった危ないところには関わって欲しくない。行政だって企業だってNPOを全く本気にしてない。傍から見てればよく解るし、実際に内部でもそう話されている。いい加減都合よく使われているだけだと気付きなさい。子どもじゃないんだから、まちづくりだとか何だとか、遊びみたいなものは他の人に任せて、家庭を第一に考えなさい、との事。妻としても、私が色々な仕事をしていて、ちょっと変わってて面白くて、それが社会的に重要な事も理解できるが、どんな仕事にしても、単発もしくは2~3年の事業じゃなくて、長く安定して欲しいというのが本音らしい。
私が説明しようにもすぐ遮られる。反論が許されない。給料だって、年間でならせば民間で同年の人達の平均給料よりは貰っている。保障がないのは確かに不安だろうが、今時民間では、実際そこまでやれる会社がどれだけあるのか。さらには民設のNPOとしてはだいぶうまくいっている。軌道に乗りつつある。1~3年前と比べて、だいぶ人も増えたし、経営力も増しているのに。
だが逆にその点もあるらしい。そういったところで、未熟なお前がやるべきではない、そろそろちゃんとした大きい会社の役員だとか、学校の先生だとか、偉い人に代わって貰いなさい。じゃないとこれからもっと上手くいくはずのものが駄目になるから、と。また給料の多い少ないも余り問題ではなく、まだ周りから見て解り辛い仕事というのが、この庄内という地域の中でも、少なからず問題があるらしい。
でもまぁ、実際に親戚や家族のいう事ももっともだ。私自身、不安がないという事は無い。一般的に職業というのは、決められた事をこなして、毎月決まった給料を貰って、早く家に帰って、それでよし…か。
家庭の責任と自覚云々と言われたら、なかなか自分のやりたい事だとか、社会的な意義とか、そんなのは関係なくなってしまう。心配して貰っているのも解るが。上手くいっているのを証明するために、しばらく家を出て一人暮らしをするという未熟な発想もあるが、結婚してこういう状況では無理だ。
がんばって勉強して市役所に入るか、社会福祉協議会にでも勤めなさい…か。なんか無理だな。どうしよ。
ちゃんとした仕事っていう定義が何か解らないが、とりあえずハローワークにでも行こうかな(爆)
なぁんて。でも最悪、辞める事になるのだろう。…家庭と仕事か。普通は両立できて当たり前なんだよな。結婚が早すぎたのか、何なのか。といっても今更どうしようもない。ただ、確かに前より自由ではない。自分以外の身近な事をもっと考えなければならない、責任なんだろう。でもまぁ…この辺りまでくれば、がんばり次第でちゃんと給料がもらえると解れば、こういった仕事をがんばる若い人なんてまだ他にもいるだろう。求人をだせば20~30人は集まるだろう。
一人で抱えるべきじゃないとは解っているし、一人で全部やるべきではないというのも解ってきた。
だがなぁ…まじでやばい。私はこういう形で年貢の納め時になるのだろうか。
うちが親戚そろって公務員系が多いせいもあるのか、出来るだけ、この先どうなるか解らない仕事場には居てほしくないという事なのだろう。不景気だからこそ一部持て囃されているが、安い下請けぐらいにしか思われなくて、近く景気が回復したら無用になるとの見方もあるようで。
また私としても、期待に応えるべくタダ仕事をし過ぎて、ギリギリの経営をしてきた。助成金事業とか補助金事業だとか、人件費が出ないものに少なからずウェイトを置いてしまったり(組織的に置かざるを得なかったり)、「払えなくてごめんね~(どうせタダでいいんでしょ)。」みたいに踏み倒される事もあり、舐められている事を自覚しながら、危機管理できなかったところもあり、全く致命的では無いが資金繰りに影響を与え、それが個人にではなく、より家族だとかに心理的な影響が出た。配慮できなかった自分の責任も大きい。
ここで辞めたら、みんな意外だろうし、もしかするとかえって無責任だとか、期待外れと非難もするんだろうが、現状、責任ある決断とは何か。結局は因果応報。自業自得だ。

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