本日付で27歳になった。


 本日付で27歳になった。今までだと「20代半ば」と言えたかもしれないが、これからは「20代後半」という事になる。うぉー、なんか社会的責任が益々増大してきたような。でもまぁ、まだ「20代」だしな。私もまだ若い(笑)

 さて、3年の間、私がNPOというセクターで得た成果や、そこから見えてきた課題を提起しなければならない。
それは、私が至上の命題、使命としてきたところあり、当初から3年という目安を持って取り組んで来たところでもある。
 昔で言う個性の尊重や、アイデンティティの確立、最近は価値観の多様化から、地域課題の増加や、その対応策などが謳われる。
 職場以外に、サークル活動、コミュニティ活動、ボランティア活動、NPO活動、ネット活動など、特に携帯電話やインターネットの利用率が急速に高まり、NPOやボランティアの必要性や重要性が認められ、活発化している社会背景の中で、社会的なコミュニケーションの方法や活動の場、参加する機会が、質量共に拡大している。
 しかし同時に一方では、それら社会との接点を築けず、追い込まれる人々も増加している。そこに情報がある事を知らない、辿り着けない、助けてくれる人が居ることを知らない、気付かない、そういった制度や窓口があることを知らない、など。
 自殺件数の増加や、介護疲れによる殺人事件、児童虐待、災害時の救出活動の困難さが顕著な例だ。
 そういった中で、常日頃から、自分自身ひいては家庭と、地域・社会との接点というものが、生きていくうえには、いかに大切かを考えたときに、「いつも帰りが遅いわね。」とか「そんな事より家のことを手伝ってよ。」とか「儲からない事ばかりね。」など、物理的・心理的に、社会への参加や、活動、コミュニケーションの妨げになる要因が、影には多数存在している。実に由々しき問題である。
 しかし、その課題が持つ特有性から、解りやすく言えば「微妙な問題」であり、余り深入りしたくもなければ、首を突っ込みたくもない内容でもあるというのが一般的な認識であるため、既存の統計やアンケート調査などでは、問題自体の表現が、極めて困難であるのが実情だろう。
 その課題の大多数は、社会との接点の維持、社会との交流(もしくは交渉)の重要性に対する無理解などが原因ではないかと考えられるが、いまだ広域的・一般的なものとしては解決の兆しが見えない。そこで、それらの総合的かつ戦略的な課題解決のために


「家庭への言い訳を考える男の会」の設立を提言する。

 各状況ごとの課題と分析、それに対する反応、応酬、反省点、指摘などを集約、データベース化し、研究を重ね、広く周知することで、特にがんばるお父さんたちへの、円満な家庭と父権の維持による、充実した地域社会の確立を担う。

学生:「それって楽しいですか?」(夏美)
石塚:「楽しい。そしてきっと、偉大な成果が得られる。はず。」

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