無断で夕方5時出勤。


 無断で夕方5時出勤。奈己さんは既に居なかった。手が腱鞘炎に近い。マウス操作のし過ぎ、キーボードの打ち過ぎだ。
 先日、中古と言っても余り古くない型のマッキントッシュが1台入り、皆が練習を始めている。私は余り触ってないが。


 最近は書類が片付かない。送付されてくるものが多過ぎる。アンケートやチラシやら助成案内やら、大事な情報源ではあるが、もういい加減ゴミ箱に直行したろか(爆)とも思ってしまう。
 何かと、理事の判断が無ければ処理できないが、どうしたものか。どうしますか、これでいいですか、とメールで聞いても音沙汰無し。期限がある事なのだが、まぁ放って置くしかないか。連絡した段階で、義務は果たした。それとも電話以外の連絡は受け付けて貰えなかったんだっけな…。今度から、Eメールも重要度「高」で開封確認付けて連続30通くらい送ってみようかな(自己満足)。
 現在は韓国に出張中のK子さんから、無償で相談に乗るのは中間支援を担うスタッフとしては失格、という連絡あった。弁護士や経営コンサルタントの先生方に相談するのはお金が掛かって当たり前というイメージはあるだろうが、NPOや、その経営、ボランティアに関する相談が有償だなんて、普通の人は思わない。看板が「非営利」だし、いまだ行政サービスだと思われているところもあるし、タダだと思って当たり前な感覚は強くある。だから、という言い訳でも無いが(苦笑)、有償ですなんて言ってしまうと、理由はどうあれ、大方からは嫌われそうだし、確実に怒られるだろう。特に長年活動しておられる方々からは。議論とか話し合いにもならないからなぁ。
 日頃ネクタイも締めてない、頭悪そうな27歳の男相手では、頭下げるにも一苦労だったりして(笑)。ましてや相談料なんて。
 特に民間組織であれば、今後は確実に有償ベースだろうが、料金的な問題はある。できれば「NPO協会」とか「中間支援協会」みたいなものを作って、そういった料金体系も決めたほうが、対外的に提示しやすい。個人が文句を言われるリスクも低くなる。
 またそうなると誰に相談できるのか、資格制度みたいなものも必要になるのだろうか。
 ボランティアスタッフは無料でもいい。でもそれを調整するコーディネーターまで無償を強いられては大変だ。こういうのは本来的に行政が担うべき仕事なんだから、ある程度は行政側からも支援をして欲しい…という話もあるが、仮に私などが言ったとしても、どうも説得力が無い。べつに私個人に行政が給料を払いなさいというつもりでも無いんだけど、相手次第では微妙に論点がズレ易い(苦笑)。
 だから私はそんな話はしないし、公ではした事がない。余り思っても無い。が、いずれにせよ相談業務の有償化は、民間経営の中では止むを得ないか。今更ながらに。
 ただ誤解されがちだが、そもそも庄内NPOセンターは中間支援組織ではない。1年以上も、そうではない、そうではないと言っているが…(苦笑)。裏を返せば、それだけ周りが機能してないか、存在が見えていないという事か。実際、市民活動センターでは「他の団体の相談なんて乗ってる場合じゃない、自分たちがヤバい(苦笑)」なんて。
山形創造NPO支援ネットのセンター長と、県庁の担当者、村山地区のNPO支援アドバイザーが来られて、NPOセンターの運営相談という事で、1時間半ほど話をした。
 私の感覚では少し理解が難しいところもあったが、なるほど県内全域のNPOを支援する、という大きいミッションをもったNPOならではの考え方なのだろうし、責任感?なのだろう。
 ただ現実的なところでは、企画力や調整力、実行力とか遂行力という問題になる。
 「やるべき」「やりたい」と「やれる」「やれない」は常にイコールとは限らない。
 そこはやはり、内部の人次第になって来るんだろう。そのミッションに基づいて、何がやれるんだろうかね。驕るつもりは毛頭ないが、庄内NPOセンター、もしくはイーコムで考えている具体的な1部事業内容を2~3提示した。余り難しくないし、人も集まり安そうな、協力者が得られる仕組み。苦しいとは言え、資金もある、人も雇えている組織なら、やる気次第で、行動次第で出来なくは無いはず。
 村山地区のアドバイザーからは、最近は官製NPOの相談が増えているという情報提供を頂いた。やっぱり役所の下請けなんだろうか。
 A氏いわく、地元のボラセンからは、NPOは信用できないし相手に出来ないと言われたらしい。何だか良く解らないが、きな臭い話がある様なら、ちょっと距離を取らねばなるまい(苦笑)

 しかし何で最近こんなに疲れるんだろう。どっか体が悪いのだろうか。そういえば、ちゃんとした健康診断なんて、3年もしてないしな(爆)

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