文化財登録するための調査


2002年8月3日(土) 薮田充彦


風間氏、鎌田氏、酒井氏、そして秋田公立美術工芸短期大学の澤田教授が風間宅にお集まりになり、薬医門、土蔵、板塀など5件を文化財登録するための調査に同行しました。
その中で、鎌田氏から興味深いお話しを聞かせていただきました。日枝神社と金峰山を結んだ軸線上に銀座通り商店街がちょうど位置するということでした。また、鶴ヶ岡城(現、鶴岡公園)と櫛引町の一里塚(すいませんぼんやりとしか覚えていなくて名前が出てきません)を結んだ軸線上に常念寺が位置していること(ほぼ中央)です。
これは、どういう事かというと日枝~金峰ラインが神道、一里塚~鶴ヶ岡ラインが仏道ということです。最上義光が、鶴岡の町を創る時に神と仏をそれぞれ分離したのではないかというのが鎌田氏のお話しでした。そう考えると神の道(銀座通り商店街)…何かロマンを感じさせられます。
次回は、朝陽学校とマリア様(これも鎌田先生に教えてもらった興味深い話し)を事務局日記として載せたいと思います。

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