元からNPOなんて組織は信用してなかったが


午後、先日の件について商店街のHさんが役員を代表して訪れ、「元からNPOなんて組織は信用してなかったが、あんな無責任でいい加減な仕事内容ではもはやこれまで。事務局の責任者は石塚さんで、あなたはもう信頼できないし、センターにも2度と仕事を頼まない。」との宣言をされて行かれました。「申し訳ございませんでした…。」としか返せませんでしたが、逆に考えて、誠に僭越且つ不遜ながら、私が商店街の役員でも、やはり同じ様な対応をしたでしょう。
微力ながら、常に周囲の要望や期待に少しでも完璧に応えたいと、特に対人間の信頼を第一に考え、力を尽くしてきたつもりではありましたが、無能非才の身。力及ばず、今件に関しても結果は結果です。ただ、組織を正す為に貴重なお叱りを頂き、非常に感謝しております。
NPOや市民活動は、もちろん伝統や既存のものではない為、特にこの時期に、信頼を損なう事がない様に、悪い誤解を与えない様に、地域に根差し、耳を傾け、関係を大事にしなければと、私なりに心を砕いてきました。
ここ3~4ヶ月の間、仕事をしながら常に悩み続けていました。この1年間で事業も拡大し、人も増えては来ましたが、なぜか私の仕事量や負担もそれ以上に増え続け、また私ごとき浅はかな若造程度の器量や人格では、職員を統括するどころか一部指示すら軽視されがちであり、結果的に各状況も全て明確に把握する事もできず、内部での調整も満足に行えず、ボランティア気分や特有の無責任体質も払拭できず、さらに自業自得ながら、年に10日間も休日を取る事が適わず、体調も徐々に悪化し、精神も疲労し気力も衰え、何かと精彩を欠く次第で、これ以上は…責任感はあっても、責任を果たす力がありません。
無責任でいい加減と言われた事は、結果的に事実ながらも、こういった状況下で、正直屈辱であり、理不尽の思いも強く、哀しく、周囲で私を応援して支持してくれている沢山の方々に対しても自身の不甲斐なさを強く感じ、また理事の中にも、経営責任は…という声も聞こえつつあり、そろそろ進退について真面目に考えるべきかと思っております。

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