課題が多いとは思いつつ


最近は疲れやすい。手が回らないし、気も回らない。見た目、単に要領が悪いように見えるかも知れないが。
課題が多いとは思いつつ、解決すべきとは思いつつ、優先する順序が解らなくなったり。
そんな中でさえ「人任せにしないで自分がやっていればこんな事には・・・。」などと思う事ばかり。おおよそ傲慢な発想でしかないのだが。
それはともかく、最近庄内のNPOには、明るい話題というか、将来に向けての動きというか、好ましい流れも見られるようになってきた。はあぁ・・・ようやく、でも上手くいくといいけど。
NPOの運営の実務を請け負う会社(組織・団体)でも作ろうかと考え、何人かに意見も聞いてみた。悪いという人は居ない。むしろその方が良いかも、という話が多い。でも理想的に、そうなるとNPOの自主性や自立性とは何なのか、というギャップが出てくる。NPO=ボランティア=善意。それを食い物にする団体という評価もでるかも知れないし。
実際、もとから殆ど収益も無い中、人を雇ってまで活動するNPOは10に1つくらいだろうか。2割がたの法人では、帳簿作成や年度報告、対外的な連絡調整にすら不備をきたしている。そういった内部の思いとは裏腹の現状もある。
でもそれは、各団体が乗り越えなければならない、組織的な自立性を確立するための壁なのかも知れない。外部が手を貸したり、あえて関わったりするべきものではないのかも知れない。その部分を支援する事で、かえって発展の阻害になるのか。
どうしたらよいものか。
県の10ヵ年の長期構想の策定の中で、どの部会、ブロック毎にも、NPOという文字が目立つ。教育、環境、福祉、まちづくり、あらゆる分野で。
それだけ期待されているという事なのだろうか。もしくは・・・。
NPOというのがどういう仕組みなのか、協働のための職員研修プログラムを提案する必要があるのではないか、という話にもなっている。
私に出来る事は何だろう。

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